top of page
gallery_logo-1.jpg


ストリート・ショット」

(台北2024)

​越智 信喜

 

 

 

 

    アーティストステートメント 

 

 街歩きは昼から夜遅くまで、スナップ撮影が続いた。

 街の山手には、遺構があると聞き、その入り口から歩き始めた。山の中腹まで登ったところに、やっと見えたのは浄水場の跡だ。何もない、広い野っ原と草木が青い。そのところに、カップルが何組も登ってくる。何に魅力があるのだろうかと、ふと頭を過ぎった。

 陽も傾いてきた。山を降り街を歩く。夜市の明かりを横目で見て、暗い横道を歩くとラクガキだらけ。進む道には、ラクガキ。それも、アートか?

 夜も更けて、恋人たちの街にたどり着いた。見る景色は、恋人同士の熱い想いが伝わってきた。スパイダーおじさんも恋人たちを応援してるのか、踊っている。

 デジカメには、ストリートショットが集まった。まだまだ撮りたらない思いを胸に、帰路につく。屋台の赤い提灯が灯る道を横切り、最後の一枚をバシャリ!

​ 

アンカー 1
bottom of page